中林 香が贈る女性のための心と体と車のブログ

元女性カーレーサー中林かおるが、男性社会でキャリアを積みながら身をもって学んだのは 『男と女は肉体的にも心理的にも全く違う生き物』 ということ! 女性が無理やり男性と同じ枠組みで生ききようとすれば、ココロやカラダに大きな負担を与えることになりかねません。
クルマの運転はもちろん、心の問題や体の不調、ストレスなども、女性であることを大切にしたアプローチで、もっと減らせます。男社会で生きてきたからこそ身に付いた、女性がもっと楽になる、ココロとカラダに優しい生活のための知恵やテクニックをご紹介していきます。

中林 香

イメージトレーニングの絶大な効果

この『イメージトレーニング』という言葉、
スポーツをされる方なら1度は耳にしたコトがあると思います。
最近では出産や子育てでも取り入れられているみたいですね。
わたしも現役時代にその効果の大きさを知ってから、
ずっとこのトレーニングを続けています。

「でも、わたしはスポーツはやらないから関係ない。」
と思われる方も多いかもしれませんが、
実はイメージトレーニングは生活全般、
あらゆる場面でとても役に立つものであり、
誰もがこのイメージの力を使って毎日生活しているんです。

たとえば、目の前に箱があって、それを持ち上げようとする場合、
わたしたちは無意識のうちに、その箱の重さをなんとなくイメージして、
そのイメージを使って持ち上げるアクションに入っているんです。
だから思ったよりも箱が軽いと、力が余って思った以上に高く持ち上げたり、
姿勢によってはよろけてしまったりするわけです。

また、プラセーボ効果っていう言葉を聞いたコトはありませんか?
これは、日本語でいえば「偽薬効果」ですね。
実際はビタミン剤や乳糖などを「薬」だと思いこむことによって、
薬と同等もしくはそれ以上の効果を実感してしまうことがあります。

よく「思いこみ効果」などの悪い意味で使われることが多いんですけれど、
ある意味これも人間のイメージ力の効果を表しているのではないかと思います。
薬を飲めば良くなるというイメージが、自己免疫力を高めるのかもしれません。

けれど、誰もが同じようにプラセーボ効果を実感できるわけではなく、
特によく効く人と、なんとなく効いた気がする人、
また、全く効かないという人に分かれてしまいますよね。

この違いは、何をどうイメージするか、そのイメージに確信を
もっているかどうかによって生じるものではないでしょうか。

逆にいえば、本当のクスリを飲んでも効果を実感できない
というコトも起こるわけなんです。

わたしの場合、3年ほど前に親知らずの手術をした時に、
麻酔が全然効かなくて本当に苦しい思いをした経験があります。
先生は「なんで効かないんだろう?効かない体質なのかな?」
とおっしゃってましたが、怪我で麻酔を使ったときにはすごく効いたんです。

これは、歯医者に初めて行って、しかも口の中を手術しなければいけない恐怖心と
麻酔が効かなかったらどんなに痛いだろうという不安なイメージが強すぎて、
効くはずの麻酔を効かなくさせていたんじゃないかと後になって思いました。
この場合はイメージの力の逆効果だったのかもしれません。

普段の生活のなかでも、どんなコトに対しても不安を感じやすかったり、
最悪の結果を考えて行動する方がリスクが少ないと考える人の場合、
常に悪い方向にイメージトレーニングをしていると言えるのかもしれませんね。

「またどうせだめだろう。」とか、「上手くいかなかったらどうしよう。」と
不安を感じれば感じるほど、悪いイメージ通りの結果に結びつきやすくなります。
その結果、「わたしは運が悪い」とか、「何も上手くいかない」などといった
思いこみや決めつけをしてしまい、さらに悪い方向にイメージの力を
使ってしまうことになりかねません。

でも、どんなに良いイメージをしても
良い結果が得られないコトもたくさんありますよね。
悪いイメージの方が現実に結びつきやすいと感じている方もたくさんいるでしょう。

良いイメージを結果に結びつけるには、実はコツがあります。
どうして悪いイメージは現実につながりやすく、
良いイメージはつながりにくいのでしょう?
そこにイメージの力の大きな秘密が隠されているんです。

これは、イメージトレーニングを成功に結びつける核になる部分なんですが、
良いイメージを確実に結果につなげるためには、
鮮明なイメージと同時に、それに伴う感情のイメージと、
そのイメージに対する絶対の確信が必要なんです。

つまり、アタマの中だけで「絶対にできる!」「上手くいく!」と、
出来事としてだけの良いイメージを作り出しただけではダメなんですね。
その場面での自分の感情も併せてイメージができなければ、
イメージは単なる妄想のレベルに留まってしまいます。

また、その結果に対して少しでも不安の入り込む余地があったならば、
その『不安』という感情の方に結果はつながってしまうでしょう。

結局、イメージトレーニングとは、アタマ(思考)のトレーニングではなく、
ココロ(感情)のトレーニングということなんです。

どうせ毎日イメージを使って生きているのであれば、
自分にとって望ましい結果につながるような、
効果的なイメージの能力を身につけたいですよね。

スポーツの世界でも効果が実証されている
この『イメージトレーニング』を上手に取り入れて、
毎日の生活をもっと楽しくしてみませんか?

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