中林 香が贈る女性のための心と体と車のブログ

元女性カーレーサー中林かおるが、男性社会でキャリアを積みながら身をもって学んだのは 『男と女は肉体的にも心理的にも全く違う生き物』 ということ! 女性が無理やり男性と同じ枠組みで生ききようとすれば、ココロやカラダに大きな負担を与えることになりかねません。
クルマの運転はもちろん、心の問題や体の不調、ストレスなども、女性であることを大切にしたアプローチで、もっと減らせます。男社会で生きてきたからこそ身に付いた、女性がもっと楽になる、ココロとカラダに優しい生活のための知恵やテクニックをご紹介していきます。

中林 香

チャイルドシート特集(3)

ミスユースをなくそう!

せっかくチャイルドシートを使っていたにも関わらず、
取りつけ方法や使用方法が誤っていたために死亡事故を起こした例もあります。
アメリカでは全州でチャイルドシートが法制化されてから15年が経ちますが、
いまだに80-90%の人が不適切な使用方法であるといわれています。
細かい取りつけ方法はチャイルドシートの商品、あるいは車側のシートベルトの
種類によって異なりますので、各々の取扱説明書を良く読んで使用しましょう。
以下、一般的な注意事項を挙げておきます。

1.  助手席につけない

助手席はデスシートと呼ばれるくらい、統計的にも死亡率の高い位置。
お母さんにとって、運転中も子供の顔や様子をすぐ近くで見ていたい気持ちは
分かるけど実は危険。また、特に最近の車は助手席にもエアバッグが装着されています。
万一事故でエアバッグが開くと、子供にとっては攻撃性の方が大きくなりますので、
絶対にやめましょう。
一般的には後席中央が理想といわれますが、
これも車のシート形状によっては左右いずれかの方が良い場合もあります。
何らかの事情でやむを得ずエアバッグ装備車の助手席に取り付ける場合は、
前向きに取りつけ、助手席のシートをできるだけ後ろに下げてくださいね。


2.  シートベルトによって取り付け方が違う

今まではELR付きシートベルトが一般的でしたが、
最近はチャイルドシート固定機能(ALR)付きシートベルトも増えています。
これらの機能がついているかいないかでチャイルドシートの固定方法も異なります。
自分の車のシートベルトにどんな機能がついているかチェックして、
チャイルドシートを正しく取りつけましょう。

ELR  Emergency Lock Retracter 
緊急時ロック式リトラクターシートベルトをゆっくり引き出すと自由に伸びて、
横や前に身体を動かすことができ、急ブレーキなど強い力で引き出された時だけ
ロックする機能。

ALR  Automatic Lock Retracter 
自動ロック式リトラクターシートベルトを引き出す途中手を止めた位置でロック、
それ以上は伸びない機能。

ELR機能のみのシートベルトの場合、これだけではチャイルドシートは固定されません。
必ず付属の固定金具を使ってしっかりロックしましょう。
その際表裏の間違いにも気をつけて。
ALR機能のみのシートベルトは比較的簡単にチャイルドシートを固定できます。
そして最近の車に見られる「ELR+ALR」機能つきシートベルトは
チャイルドシートを固定する目的で作られたもの。
後席左右に装備され大抵はシートベルトに「固定機能付き」と表示があります。
ただし、一度シートベルトを全部引き出してから巻き上げて固定するなどの手順
がありますので確認してから使いましょう。


3.  シートベルトのたるみがないようしっかり固定する

せっかくチャイルドシートを使っても、グラグラしているようでは効果半減です。
単体でしっかり固定したつもりでも、子供が座ればその体重でチャイルドシートが
沈み込みたるみが出ます。
あらかじめ大人の力でチャイルドシートを車のシートにしっかり抑えつけてから
固定しましょう。その際、シートベルトのよじれがないかも確認して下さいね。


4.  事故後の再使用は避けましょう

チャイルドシートの耐用年数が気になるところですが、
使用環境などによっても異なるため今のところメーカーとしても
はっきり何年という言い方はできないようです。
ただし、一度事故にあったチャイルドシートの再使用はやめた方が賢明です。
子供は無傷でも実はチャイルドシートに大きな負担がかかったから
助かったってことも考えられます。落したりして大きな衝撃が加わった時も同様ですよ。

こんなとき、どうなるの?どうするの?(Q&A)

ケース1:子供の安全はお金に替えられない。
そうは言っても子供2人、3人いるからチャイルドシートの出費はバカにならない。
どうしたらいいでしょう?


A1) 日常的に車を使うのならチャイルドシートは購入した方がいいです。
でも、普段は滅多に車に乗らない、って人にはレンタルがあります。
日常的に使う人でも、使用期間の短い乳児用シートはレンタルの方が安く上がるかも。

無料貸し出しやリサイクルを実施している市町村、
購入価格の一部を補助してくれる市町村などがあります。
使用義務化によって、こうした補助や支援はこれから広がっていくはず。
あなたもお住まいの市町村に問い合わせてみてはいかが?


ケース2:旅行でレンタカーを借りるんだけど、チャイルドシートはどうするの?


A2) レンタカーでももちろんチャイルドシートは装着しなくてはいけません。
たいがいは、オプションでチャイルドシートも借りられるようです。
ただし、混んでいる時期や営業所によっては借りられないこともあるから、
車の予約時、早めに申し込んでおいた方がよさそう。
料金は無料サービスから1日500円などレンタカー会社によって違います。
もっとも、レンタカー会社でも今後、状況は改善されていくと思います。

ケース3:子供のお迎えに幼稚園へ。すると突然の雨。
お友達も一緒に乗せて帰ってあげたいんだけど。


A3) 子供が急病で病院に連れて行く際、
バスやタクシーなど公共交通機関に関してはチャイルドシートの装着が
免責されていますが、残念ながら、このケースでは免責されません。
つまり、お友達の分のチャイルドシートがなければ乗せてあげられません。

 
(記事 : 佐藤久実)




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