元女性カーレーサー中林かおるが、男性社会でキャリアを積みながら身をもって学んだのは 『男と女は肉体的にも心理的にも全く違う生き物』 ということ! 女性が無理やり男性と同じ枠組みで生ききようとすれば、ココロやカラダに大きな負担を与えることになりかねません。
クルマの運転はもちろん、心の問題や体の不調、ストレスなども、女性であることを大切にしたアプローチで、もっと減らせます。男社会で生きてきたからこそ身に付いた、女性がもっと楽になる、ココロとカラダに優しい生活のための知恵やテクニックをご紹介していきます。
女性であるわたしたちがクルマを運転するにあたっては、
1つ忘れちゃいけないことがあるとわたしは思ってるんです。
それは・・・・
「クルマ社会は、オトコがオトコ向けに作り上げた社会である」
ということ。もちろん、最近では男性と同じレベルか、それ以上に運転が
上手い女性もたくさんいるわけで、教習所の教官、タクシーやトラックの運転手さん
が女性だったりするのも、そんなに珍しくなくなってきてますよね。
最近では、女性をターゲットにした新車もドンドン発表されてたりするし・・・・。
まぁ、自動車メーカーが女性向けに開発したとアピールするようなクルマって
いまだに見た目さえ可愛きゃいいみたいなレベルだったりするから、
わたし的にはまだ全然納得していないんだけど・・・。
そんな感じで、クルマ社会において、女性ドライバーの存在が無視できないほどに
大きくなってきてるってことは、誰もが感じているわけで、
クルマ社会そのものが徐々に変化してきてるってことなんだと思います。
ただし、それは表面的な目に見える部分にすぎなくて、
根本的な変化にはまだ至っているとはいえないかな。
というのもクルマ社会のもっと基本的な部分、
たとえばクルマの開発レベルや教習所の指導マニュアル、
道路の構造や交通法規みたいなトコロを管理・運営しているのは、
やっぱりいまだにほとんどが男性だからなんですよね。
そのことをわたしたち女性はもっと意識する必要があるだろうし、
男性の感性とわたしたち女性の感性の違いに着目して、
それに対応できる方法を身に付けることが必要なのかもしれない。
そういうことこそが、女性がクルマの運転を楽しく、安全にするための
重要なポイントじゃないかとわたしは感じているんです。
以前、わたしは自動車レースという究極の男性社会で、ずっと男性に交じって
レースに参戦していたんだけど、そんな中でいつも強く感じていたのは、
『男と女って根本的に感性が違うんじゃないだろうか?』
っていうことでした。
レースに参戦し始めた頃には、男のドライバーと全く同じように走ろうと努力してたし、
周囲からもそういう要求をされていたんですよね。
もちろん女性用のレーシングカーなんて存在しないわけで、
体力的なハンデは『根性』で克服するしかないと思ってたから、
正直なところ、肉体的にも精神的にも、と~っても苦労していたんです。
それでも毎回、なんとか良い結果を出さなきゃいけなくって、
わたしは『女を捨てて』走るために、筋トレで基礎体力を上げる努力を必死にしてました。
おかげで生理もほとんど来なくなっちゃっていたし、
血液検査をしたら男性ホルモンの値が異常に高くなっていて、
「ホントに女じゃなくなっちゃうんじゃないか?」なーんて感じで、
ちょっと本気で焦ってたりしたコトもありましたね~。
でも、そこまでしても、実際にはやっぱりわたしは女なわけで、
男性ドライバーと全く同じような走りをしようとしていた頃には、
根本的な基礎体力の違いだとか、瞬時の判断能力、
そして限界ギリギリの走りの中でレース展開を組み立て直す場面で
自分としても、なかなか納得のいく状況にできないって感じてしまって、
ちょっとした壁にぶち当たったりしてたんです。
結局ある時期から、自分が女であることをしっかり受け入れて、
その違いを認識し、その上で『女の感性』を否定せずに走ってみようって、
大きく方向転換をしてみたんですね。
すると運転がすっごく楽になって、全然疲れなくなったし、
危険な目に遭う場面もずいぶん減って、余裕すら生まれたんですよね。
レースの展開や結果も、それまでよりも納得のいくものになってたし・・・。
そのうえ面白いことに、レースを観ている人達からは、
「走りが男そのものになったね~!」って言われるようになっちゃって、
まったく逆の反応に、わたしの方がビックリでした。
外から見ていた人には、わたしのマシンの動きが以前よりも
『大胆で攻撃的になった』っていう風に、どうやら映ったみたいだったんです。
そういうわけで、『男と女は根本的に感性が違う』と認識するっていうのは、
別に女だから運転に向いていないとかってことではなくって、
出来ないことを無理にやろうとせず、出来る方法で対応すれば良いんだ
って気付くことなんです。
わたしたち女性には、今までの男性が作り出したやり方よりも、
もっと運転しやすい方法があるいう風に、
ちょっと発想を転換してみると、運転がずっとラクになるしカラダも疲れません。
そんなわけで、Auto-Groove「クルマの話」では、クルマ雑誌やカタログのような、
難しい専門用語を使った技術的なお話は一切しないつもりです。
また、旧サイトでやっていた新車の情報や試乗レポートなんかも、
雑誌やたくさんの専門サイトで見ることができる情報なので、
このサイトであらためてやる必要はないと思っています。
なので、今後はわたし自身が運転していて気付いたことだとか、
身につけたプチ・テクニック、教習所では学べないようなスペシャルな運転のコツ、
運転で疲れない方法、また、運転する時の心理面をサポートするアイデアを
中心に書いていこうと思ってます。
女性の感性に合うやり方で、楽しくクルマを運転する方法を
皆さんと一緒に考えていけるブログにしたいと思っていますので、
ご意見やご希望がありましたら、どんどんコメントしてくださいね。
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